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5-3.ランディングページ×配送料金や追加料金の説明はわかりやすいか
- 2020年5月23日
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- 自分で作るランディングページ (5)必須項目
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- タナカアツシ

5-3.配送料金や追加料金の説明はわかりやすいか
商品やサービス以外にかかる料金が発生する業種もあるでしょう。
例えば、物販などでは商品をお客さんに届けるために配送料金をコストとして計算する必要があります。その際には、基本的にお客さんに送料を請求しますよね。この送料は意外と重要なポイントで、商品以上に送料を気にするというお客さんも少なくありません。
この送料についても、正当性が必要になります。宅配便で送るのであれば、宅配サービスの会社の料金表と一致しないと不信感を与えてしまいます。一致しないのであれば、それを説明する記載なしでは、お客さんに疑問が残ります。
また、手数料のページには、地域ごとに配送量が異なる場合や配送料金によって手数料が異なる場合は、それぞれの料金表を掲載しておく方が親切ですよね。送料の一覧表などが用意されていることは多いですが、可能であれば、購入手続きの途中で、その商品の配送料はいくらなのかを表示させられると良いと思います。
一定金額以上の購入で配送料金が無料になることや、セットでの購入は割引価格がある場合、お客さんはそれが適用されるのか確認をしたくなるでしょうし、あと少しで送料が無料になることがわかれば、何か追加で購入する可能性が高くなります。
自分が買い物をするときに、どのタイミングでその情報が表示されたらわかりやすいか、また、手数料や送料に対し、どのような印象を持つかを考えてみましょう。
また、追加で料金がかかるオプションがある場合は、さらにわかりやすく掲載することを心がけましょう。
追加料金がかかるということは、基本的には、お客さんがさらに警戒することを意味します。どんな場合に追加料金が必要で、どうすれば追加料金がかからないかをわかりやすく説明しておくと親切です。
ここまでずっと「当たり前」を確認するような内容でしたが、それだけ「当たり前」のことをできていない会社が多いということです。そういった会社が多い中、「当たり前」をしっかり気にしておけば、お客さんの印象は大きく違ってきます。
必須情報(価格表示)のまとめ
- 商品・サービスの価格はわかりやすく表示しているか
- 価格に正当性があるか、納得できる説明があるか
- 配送料金や追加料金の説明はわかりやすいか
価格が分かりやすいということは、インターネットの世界ではとても重要なことです。
売れるウェブサイトを目指すのであれば、価格の表示や設定については、他社のウェブサイト、他業種、一般のお店など色々なものを参考にして、とことん考え詰めてください。
以上の点はデザインとは無関係に思われるかもしれませんが、サイトコンセプトと同じように、明確に打ち出す準備ができていなければ、デザインで強く表現することも、わかりやすくすることもできません。
デザインをする上で、コンセプトがいかに重要だということです。コンセプトがしっかりして初めて、良いデザインにつながります。
そして、デザインという行為自体が、ウェブサイトに来た見込み客にとって、何が最善かを追求する作業です。
どうすればユーザーのメリットが最大になるのか、それをわかりやすく伝えるのがデザインですので、土台づくりはしっかりと行ってください。